内容紹介
一般にコンビニのオーナーと言えば、昼夜を問わず、お店から呼び出され、心身ともに落ち着くことができず、長時間労働を強いられているというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
私もセブンイレブンの店舗を開業当時は従業員の採用にてこずり、半年もの間、深夜の営業をまったくの一人で行っていたりもしました。その時、体重が10キロ以上も減り、ウエストサイズも2サイズ減ったという経験を持っています。
でも、あるときから、ほとんどお金もかけずに、思ったときに、思ったように必要な人材を集めることができるようになったのです。
さらに言うと、一度採用となった従業員が、数日後に、いきなりお店に来なくなったりすることなく、従業員1人当たりの在籍期間が同形態の店舗と比較して、約4倍という従業員定着率の非常に高い店舗へと生まれ変わったのです。
本書では、コンビニ経営者であった私自身が実際に行った優秀な人材の募集、採用の方法から、店着率を高める人材育成の手法のすべてをお伝えしています。
また、できる人材を現場に揃えている店舗のスタッフ教育、マネジメントの事例も豊富にご紹介しています。
目次
第1章 いつも優秀な人材が揃っているお店がしている、ちょっとしたこと
第2章 コストをかけずに効果を上げる求人メディアの活用法
第3章 お店に必要な人材だけを獲得できる求人広告の作り方
第4章 入社後の新人教育がグッとラクになる面接術
第5章 お店全体のレベルを底上げする新人研修
第6章 自主的に“考動”するスタッフを作り出すマネジメント
第7章 採用してから「こんなはずじゃなかった」と嘆いている店長へ
第8章 「仕事モード」をオンにする優良店のモチベーションアップ事例