今のビジネスがなかなか軌道に乗らず、もがいていた頃(15年ほど前)は「幸せ」について書かれた本をたくさん読みました。
それらは、どちらかと言えば、スピリチュアルな話や精神論的な内容のものが大半で、読んだ後、さて、どうすれば良いのか?と、なってしまうケースが多かったと記憶しています。
その後、最近まで、「幸福」についての書かれた本を読むことはありませんでした。

ありがたいことに「幸せ」だと感じることが多くあり、 “ノウハウ“を求める必要が無くなったからです。

先日、久々に「幸福」について書かれた本を読む機会がありました。

精神科医で脳科学の研究者である樺沢紫苑氏の著書「The Happiness」です。

本書によると、「幸せになるには3つの幸福物質を脳内で分泌させる必要がある」とのこと。

3つとは、セロトニン(健康の幸福)、オキシトニン(つながりの幸福)、ドーパミン(お金、成功、達成、名誉…による幸福)です。これらの物質で脳内が満たされている状態が「幸せな状態」であると紹介されていました。

とても明瞭な定義です。

コロナ禍において、テレワークが進む中、自宅で誰にも会わずに一人で仕事をしているという人が増えています。

そういう人は「孤独」を感じており、人とつながることで幸せを感じるオキシトニン的な幸福とは程遠い状況にあります。

それでも、例えば散歩や軽い運動などをして体を動かし、セロトニンの分泌量を増やすことができれば、セロトニン的幸福を感じることができてよいのですが、どうしても、パソコンでする仕事が中心になるので、部屋にこもりきりで運動不足になりがちです。
先日、セミナーに参加された方(週に4日テレワーク中)から、「週に1度、会社に出社するのが楽しみで仕方がない」と言う話を聴きましたが、これは、まさしく、オキシトニン的な幸せを感じているのだと思います。
本書「精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法~The Happiness」では、3つの幸福の意味、それぞれを手に入れる方法が具体的に紹介されています。精神論的な書籍とは一線を期します。

幸せになる方法と言うよりも、自分が幸福な状態であるための環境づくりについて説かれている本です。

テレワークで孤独を感じている人、コロナ禍で少しでも不安な気持ちを抱いている方には、一読して頂きたい本です。

「まん延防止等重点措置の実施区域」に東京、京都、沖縄が追加で指定されたことで、さらにそういう方が増えるかと思いますので、このタイミングでご紹介させて頂きました。

精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法

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